2ダボをいじる

6年ほったらかしていたCBR250RRを買った時より美しくして乗り回すブログ

最終更新からカ月…(笑)

お久しぶりです。

年度末のバタバタも過ぎ(という言い訳)徐々に整備に戻りつつあります。

 

タンクの塗装を剥離剤で剥がしている途中。

これは一気に仕上げてしまわないとサビが出ると思いますが…途中です。

 

カウル類はテール以外はプラサフ完了。

テールはタンクと一緒にプラサフしたいと思います。

ホイールも同時にするか悩み中。

 

7月末くらいには塗装完了させたいな…

と、去年も言っていた気が(笑)

 

キャブOHも実は未完了。

ニードル類は交換していなかったけど、やっぱり交換したい。

バキュームゲージも持っていなかったので同調を取っていない。

これは…8月末までの課題かな。

 

写真は撮っていますが、整理していないのでまた今度。

 

では。

 

そうそう、作成中で公開していたサンドブラストは完成しています。

やっぱりいいですね、サンドブラストは。

直圧式サンドブラスト作成

台風が直撃しそうな勢いです。

緊急の仕事が入る予感もしますが・・・

 

 

とりあえず今日は塗装から離れて直圧式サンドブラストの作成。

おまけに、塗装にも使えるエアドライヤー(シリカゲル式?)

 

材料の写真を取り忘れた。

Φ100のVU塩ビをメインに使用。

圧力をかけるのでVPのほうが安心のようだけど、VUの設計圧力は0.6MPa。

塗装もサンドブラストも0.3MPaまでしか使わないつもりなのでVUにした。

 

いつものように写真で説明しよう。

 

 

・・・と思ったら途中の写真が1枚もない。

 

半完成写真。

シールテープがグチャっと巻かれてるのはご愛嬌。

 

 上部は「掃除蓋」、ここからメディアを入れる。

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エアは右側から。

チーズで分岐してタンク内と噴射用(?)に。

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下側はエア量調整、メディア量調整、それを混ぜるチーズ。

で、左にホースをつなぐ・・・っと。

 

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どこにでもある直圧式サンドブラスト装置になった。

ホースクランプを買い忘れたので、このまま圧力を掛けるとエア漏れする・・・

 

キャビネットを作り終わるまでにはクランプを買おうと思う。

 

ネジ部は全て1/4を使用。

このためだけに1000円近くするPT1/4タップを買うのももったいなかったため

10mmの下穴を開けた後、ガストーチで炙ってねじ込んだ。

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ネジ部にはシールテープを忘れずに。

 

これは作らなくても良かったエアドライヤと呼んでみたいシリカゲルの筒。

異径チーズにした理由は、シリカゲルの状態を覗き見できるから。

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円形に切り抜いたアクリル板を・・・

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うわ!寸法間違えた!!

サイロに使う予定のΦ40のVUに合わせて切り出したけど・・・

Φ100-Φ50異径チーズでした。

 

気を取り直して。

はい、ピッタリ。

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シリカゲルは球状の袋入りを探したけど見つからず、ネコ用。

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これを洗濯ネットに入れて。

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上部の掃除口から押し込む。

 

その前に、一応網を敷く。

これを適当に切って、底に浮かせて配置。

適当に切ったΦ40の塩ビを支えに浮かせる。

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今度こそ押し込む。

おや、いつの間にかワンタッチカプラが付いてます。

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完成。

下部はただのキャップ。

異径チーズからキャップまでの間は短く切ったVUが入っている。

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0.2MPaで耐圧試験。

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覗き窓から怪しい音がしつつ微少エア漏れ。

正直、覗き窓は失敗。

アクリル板が破裂しないか心配でしょうがない。

しかもΦ50の掃除口の接着剤が不足していた模様・・・

 

覗き窓失敗したなー。

上部が掃除口ですぐに確認できるんだから、覗き窓要らんかったなー。

 

作り直しますか。

 

掃除口が一番高かった・・・もったいない。

 

とりあえず今日の作業はオシマイ。

 

あとは、キャビネットとサイロを作って・・・

セラミックノズルとメディアを買えばサンドブラストできる。

長い道のりだ。

目的は・・・バイクのレストア(?)であることを忘れずに。

 

 

写ってるコンプレッサーはアースマンのACP-160SL。

これも新規購入だけど、この紹介はまた今度。

 

 

スプレーガン選び

さて、カウルもこんな状態になり塗装の装備を揃える時期が来た。

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自家塗装は初めてですが、スプレーガン塗装をする。

コンプレッサーはサンドブラストと騒音を視野に入れてACP-160SL。

オイルレス静音39L。

 

こんなやつ。

 

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バイクのカウル塗装、バイク部品への直圧式ブラストなら問題ないっぽい。

塗料はロックペイントのパナロック、二液型アクリルウレタン塗料。

プラサフ、メタリック、ソリッド、クリアを使うので・・・スプレーガンは2~3種類必要になるっぽい。

 

プラサフ(HBタイプ・ウレタンプレサフ)は1.6mm。

メタリックは1.3mm

ソリッド・クリアは1.4mm

美粧シリーズではこういう感じらしい・・・

 

安物スプレーガンで塗って「問題なし」と言ってる人も多いけど・・・

さて、どうするか。

 

ソリッド・クリア用はウェット感を出すためにあるようなので・・・

1.3mmで多めに吹けば大丈夫か?

プラサフも頑張ればいいのかもしれないけど・・・プラサフは別に1.6mmを用意して2丁か。

 

一番候補はアネスト岩田のW-101シリーズ、重力式。

W-101は汎用型とされるサイズだけど、W-50は少し小さいけど・・・

カウルに対してはちょうどいいサイズかもしれない。

 

「ぺいんとわーくす」さんで塗料の購入を考えているが、そこではW-50の扱いがない。

(小面積用としてW-50もラインナップされてました 2014/07/01追記)

 

ということでW-101になるかな。

 

でも高いな~、1丁12,000円、カップ別。

 

 

カウル塗装以外にスプレーガン塗装する予定もないし・・・

安物スプレーガンにするかな~

 

 

普通のスプレーガンなら、うまく塗装できなければ腕か調整が悪いとなるけど

安物スプレーガンなら何が悪いのか分からない・・・か。

 

 

 

機材をどう揃えるか・・・

 

 

それが問題だ。

バイクショップへ2ダボを買いに行った時のこと[10年前]

梅雨に入ってしまいましたが、雨って嫌いじゃないんです。

晴れはもちろんいいけど

 

大雨の中、車でドライブも好き。

 

非現実的なあの雰囲気が好きなんです。

 

 

こんばんは、よし之助です。

 

 

 

まだ2ダボが動いていた頃(数年前)の写真を探して古いデータを覗いていると・・・

 

2ダボを下見に行った時のホームページの下書きが出てきました。

以下、原文ママ(2004/01/31の作成下書き)

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1月某日、バイクショップへ「CBR250RR」があるか探しに行く。
下調べもなしに。
「すみませぇん。CBR250RRありませんかね~?」、と

「BikeBros(ばいくぶろす)見て来ましたか?」

 いや、見てない。手元にあったバイクブロスは先月のだったような…

とりあえず 「あ・・・はい」

「黒と赤のですよね?」

たぶんそうだった… 「・・・はい」  まぁ、特にこだわりはなく黒っぽい色を探していたし。

トリコロールじゃなくてハデでなければ…と。

「今、タンク外してますけど見ます?2階に上げてるんで。」  

タンクを外してる… 「お願いします」

「タンク凹んでたんですよね。取り替えると高くつくんで板金塗装に出してるんですよ」  

ん・・・板金塗装って何だろな?まぁ・・・

「あ~、そうですかぁ。」 と。  

思ってたよりさっと下ろしてくれて、現物を拝めた。

立ちゴケのような傷がエンジンの左右に。  

右後ろに引っかいたような擦り傷が。

走行距離、1万9千くらい。

う~ん・・・  19.9万だそうな。

グルグルと眺める。  またがってもいいとのことで、またがってみる。

思ってたより足が着く。

これじゃ今乗ってるチャリより足つきいいじゃん。

う~ん・・・・・・

 

ってことで、それを買っちゃうことに。

 

在庫あるか確認するだけだったけど…ほとんど衝動買い。

実はあんまりチェックしてなかったり。

チェックすべき項目はいっぱいあるはずだけど…。

エンジンの状態もよくわかってないし、サスペンションとかブレーキディスクとかオイルとかタイヤとか…

2月上旬にローン組みに行くんでその時にちゃんと確認せねば…。

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1.9万kmで20万を切る車両価格って今では考えられませんね!

いろんな傷はあった物の、なかなかいい買い物をしてた・・・のか!?

メーターの交換やリセットをされてたら分かりませんが・・・

 

しかもその頃はトリコロールは嫌いだったようで(笑)

今はどちらかといえば好き。

 

まぁ、車両の状態がどうだったのか・・・は覚えてない。

もちろんその頃はバイク知識もなく、見ても分からなかったというのが正しい。

 

ちなみに、現在の走行距離は4万kmちょい。

あとどれくらい走れるかなーこの2ダボ。

 

とりあえずカウル塗装を仕上げないと・・・

ウレタン塗料でオールペンの予定!

 

予定というか・・・すでにこんな状態なので・・・後には引けません!

 

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しかも、足付け程度に削ればいいものを・・・

何を血迷ったか全ての塗装を削りだしてしまい・・・

 

大変です(T_T

 

まだまだ落としきれてない塗装が乗ってます。

8月中に塗装完成すればいいほうかな・・・

 

頑張りますよ!

フューエルコックのガソリン漏れ

今回はフューエルコックからの燃料漏れの修理。

燃料漏れは重大な事故につながりかねませんので参考にされる方は自己責任にて…

 

エンジンが回っている時はバキュームゲージをつなぐ穴からの負圧をこのダイヤフラムにかけて、燃料コックの蓋を開きます。

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ということは、写真のようにダイヤフラムに穴が開いているとどうなるかというと・・・

バキュームゲージを使用して同調を取ったことがある人は経験があるでしょう。

「なんかアイドリングが不安定だと思ったら、負圧の穴にキャップするの忘れてた!」って。

 

あの状態になります。

 

以前からアイドリング時に燃料コックから「シュッシュッシュッシュ」と音がしていたのはこの穴のせい。

負圧ホースが繋がっていない「空気を吸う穴」を指で塞ぐとアイドリングが安定する、という状態でした(6年前)

しかもこのダイヤフラム、おそらく10年前の購入時からこの状態。

負圧が掛かっていない時にダイヤフラムをタンク側に押し付けるスプリングが入っていなかったため。

穴が開いているため負圧をかけても正常にダイヤフラムが燃料側から離れない。

スプリングの圧力がなければ燃料の自重でダイヤフラムは開く。

 

ということでしょう。

 

ダイヤフラムが届いたらスプリングもセットになっていました。

 

 

 

というのが前置き。

 

 

 

キャブO/H後にタンクを戻し、ガソリンを入れ・・・

 

あれ?コックが回らない・・・

 

 

ペンチでかなり強めに回したところ2回ほどは回ったけど、結局「ON」の位置で回らなくなった。

宮崎から鹿児島まで移動する際、「ON固定」が原因でガス欠になったのはそのうち思い出話として語りましょう・・・

 

何度かペンチでかなり強めに回したけど、回る気配なし。

そのうち適当な中古でも買って、ダイヤフラム移植して・・・と考えていたが

この隙間

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からガソリンが滲んでいる事に気づく。

 

壊れていなかった(つまみが回らなかっただけ)燃料コックを自らの手で壊してしまったということ。

 

会社の倉庫に間借りして置かせて頂いているが、このままでは倉庫に気化したガソリンが充満し・・・

 

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ってことにもなりかねない。

 

 

そもそもダイヤフラムではない「本体側」はAssy.扱いだったっけ。

蓋はカシメになっているし・・・

こうするしかない。

 

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カシメの頭には吹き飛んでもらおう。

 

 

・・・と思ったけど、ドリルの軸がぶれておりうまく飛ばせない。

 

タケノコ登場。

 

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先っぽがちょうどいいサイズ。

「あるもので済ませる(出来る限り)」

 

相手はアルミなのでざくざく削れる。

 

削れたら蓋を開くが、最初からマイナスを差し込むほどの隙間はない。

 

 

これまたたまたま工具箱に入っていたボックスドライバーを当て、叩く。

 

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少し隙間を作ったら、合わせ面に傷をつけないようにマイナスでコジル。

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多少カシメの頭の残骸が引っかかるためスムーズにはあかない。

 

でも、パカリンコ。

 

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「!!!!」

O/Hを始めて一番驚いた瞬間だったかも。

この蓋は元々開ける設計ではないため、ゴムパッキンもパーツリストにはない。

パチンコ玉が当たる箇所にもゴムパッキンが入っている。

 

頑固な汚れは強力キャブクリーナーに漬け込みたいところだが、パッキンを傷めるわけにはいかないので燃料フィルターを追加することで「見なかったこと」にした。

 

コックの回る部分は円ではない溝つきのゴムパッキン。

 

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ここから燃料コックの本体の加工。

手順書形式でw

 

残っていたカシメをリューターで削り取り、平面にします。

ついでにセンターポンチ等(今回は木ネジ)でセンターを出し、細めのドリルで軽く溝を作ります。

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蓋の穴はM4がぴったりのため、下穴はΦ3.4mmです。

実際は軸ブレがあったためもう少し大きくなった模様・・・

貫通!

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今度はM4タップを揉みます。

買ってきたタップセット・・・

2,000円程度の安物ですが、フレームのネジ穴の修正も出来るため良いかな、と。

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M4×P0.7のタップをタップレンチに取り付け・・・

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おもむろに差し込んで垂直に回します。

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回す量は3分の2回転右回し、3分の1回転左回しでした。

タップはネジを締めるように一定方向には回しません。

切り粉を外に出しながらでないとタップが折れてしまいます。

 

気が済むまで回したら垂直に左回しで抜きます。

この時、斜めになりやすく、折れやすいですね。

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タップレンチを外して、手で回しました。

切削油はシリコンスプレーを使いました…

切り粉を飛ばしてビスを入れてみる。

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バッチリです。

 

といいたいけど、やはり下穴が少し大きかった。

一応締め付けは出来るのでヨシとしましょう。

 

ちなみにパッキンはペッタンコでした。

これではガソリンも漏れたくなる・・・

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ここは交換部品がないため、耐ガソリン液ガスの出番です。

 

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これをおもむろに塗ります。

本体側だけに塗り、きれいにしておいた蓋をかぶせると・・・

蓋のどこまで塗ればいいのかが分かります(写真は一度蓋を重ねて外したところ)

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大体の目安が付いたところで、両側に薄く液ガスを塗って1~2分乾燥させた後貼り合わせます。

このとき、中のパチンコ玉を忘れずに入れること!

コックの向きもパチンコ玉と合わせること。

重ねてビスを締めると液ガスがはみ出て来るので、乾いたコロに毟り取ります。

 

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これでガソリン漏れは収まります。

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別にわざわざタップ揉まなくても、貫通穴+ビス+ナットでいいんだけどね!!

 

サンデーメカニック(?)の自己満足の世界でした。

 

 

中古かAssy.買ったほうが・・・楽だけど。

 

 

真似する方は、自己責任で・・・お願いします。

フロントフォークのオーバーホール

ブレーキ編に引き続きフロントフォーク編。

作業優先にしてしまい写真が少ない…

あそこどうやるの?って気になる箇所はいくつかあるだろうけど、撮ってない。

他の整備記事上げてる人たちって作業しながら写真撮りためて、すごいと思う。

 

 

とりあえずフロントフォークO/Hに向けて買ったスタンドの紹介でも。

 

箱から出したところ。

J-Tripのフロントスタンド。

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付属品。

これでいろんなサイズのステム穴に対応。

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ローラーは大きい。

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組み立てるとこんな感じ。

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縦置きOK。

収納楽々。

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フォークを外す時にキャリパーをひっかけるフックも付属。

これはインシュロックで取り付けるそうな。

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そしてこのスタンドで持ち上げた様子がコレ。

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この状態でフォークを取り外す。

フォークの頭は17㎜の長いナットで外します。

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取り外す前に、ドレンボルトからオイルを抜くのを忘れずに。

オイルは灰色になってました。

底にあるボルトを外すと中身が出てきます。

このボルト、気を付けないとナメます。

中身を出したところ。

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それぞれパーツクリーナーで洗浄。

交換する部品を別の場所に並べておきます。

 

で、組み立ててオイルを規定量より多めに入れて、吸出しで油面を出す。

 

って写真がありませんでした。

インナーはこのレベルのサビだったので両方新品交換しました。

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おしまい。

ブレーキのオーバーホール

5月24日と25日の二日間で仕上げたブレーキとフロントフォークのO/H。

そのまとめ記事…メモ程度だけど。

 

まずはブレーキ編。

リア・フロント共やってますが写真は主にフロントのみ。

 

ブレーキはまるっと取り外して…

 

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全部ばらしてとりあえず洗浄。

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シール類を外しますが、これがまたしぶとい。

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爪楊枝では外れないのでパーツクリーナーの先をこんな風にとがらせて

グリスを塗って溝とシールの間にぐりぐり入れると取れます。

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ダストシール類を外して…

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汚れ具合を確認しているとこんな傷を発見。

前オーナーか、「あの」バイク屋か…

わかりにくいけど尖った金属で引っ掻いたような傷。

今まで何ともなかったので見なかったことに。

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キャリパーはデイトナの200度耐熱塗料で再塗装。

元の塗装を落としてサビ落としをしましたが…

ゆくゆくサンドブラストすればいいやと思い片方だけ。

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細かい所はそのうちやりましょう。

今回は機能性のO/Hが目的なので。

塗装後の写真を撮り忘れて、乾燥後の焼き付け。

140度で40分、180度なら20分らしい。

 

ホームセンターで見かけたオーブン…

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悪くない。

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悪くない!

 

でも…これで。

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新規に買ったヒートガン。

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ヒーターの温度が表示される。

 

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レンジの周りに使うアルミで囲いを作って…

ひたすら加熱。

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40分くらいかかってようやく表面が140度を超えた。

吹き出す温度はもっと高いけど、キャリパーが温まるまで時間がかかる。

こんなことならオーブン買ったほうが…

 

焼き付け後は塗装も固くなりパーツクリーナーには侵されなくなった。

 

 

ブレーキフルードはこんな感じ。

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ブーツを外したところ。

かなり汚い。

マスターシリンダーも交換だけど、スナップリングがかなり外しにくかった。

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フルードはこれでエア抜き

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エア抜きの作業中の写真は撮り忘れ…

リアは15分くらい、フロントは1時間くらいかかったかな?

 

宮崎から鹿児島に走行した後のキャリパー。

それなりにいい仕上がりだと思う。

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ブレーキ編、終わり。

CBR250RR(MC22)の紹介~買った時より美しく!を目標に

10年ほど前に18万?で購入した90年式ニダボ。

車の購入をきっかけに乗る機会が減り…

6年前にエンジンをかけたのが最後だったかな。

2年雨ざらしにし、4年会社の倉庫(本社)に保管、そして今に至る。

 

 

その間に起こった本社の引越しに伴い、前々から空回りしていたスタータのワンウェイクラッチを交換。

バッテリーはお約束のご臨終。

 

ガソリン入れて、車にブースターケーブルをつないで…

ドキドキしながらスイッチON!

 

 

キュルルルー!

おー回っとる回っとる!

 

キュルルルー!

 

エンジンしっかりクランクしとる!

 

 

 

キュルルルー!!!

 

 

しっかり回っとる!

 

 

 

まぁ、かからんわな。

放置する前にガソリン抜いてなかったし。

 

 

そんなこともあろうかと、キャブクリーナーを買ってました!

多少の詰まりはこれで大丈夫という噂を聞いて…

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吹いても吹いても…かからんですよね。

 

ということで取り外して…

バイク本体は親戚の家に預けることに。

 

古くなったインシュレータは外れません。

 

めがねでこじって…

 

あいたたたた!!

 

 

 

穴開いたった!

 

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ここは負圧が「かかるだけ」と思っているので後でふさぐことに。

 

というのが2年前の話…

 

ここ2ヶ月ほどで穴という穴がほとんど詰まっていたキャブを清掃。

パイロットスクリュは全て元の場所に、元の戻し数で。

全バラではなく4連で掃除。

 

組み立てて、穴を塞いでエンジン始動までたどり着きました。

ゲージがないため同調は調整してません。

アイドルは調整前だったため2,000程になってますが。

動画は暖気後ですが、翌日冷えた状態でも始動性は○

 

とりあえず元々動いてたエンジンだったのでジェット類は掃除のみ。

交換したパーツはなく、ガスケットのみ交換。

廃盤になっているダイヤフラムもキレイなものでしたが…

組み付ける時に耐ガソリン液ガスを誤った認識で塗布したためいつ寿命が来るか分からなくなりました。

VP20A前期のダイヤフラムはご相談パーツ。(2014/05/12)

後期のダイヤフラムは9個在庫あり。

VP20Bは90個ちょい在庫ありの模様。

後期ダイヤフラムを人柱覚悟で4個確保しておくかな!?

4個で3諭吉を超えるので夏のボーナスで・・・(笑)

 

 

エンジンはかかりましたが、まだ走れません。

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さすがにこれは…

左右ともこんな状態。

左はオイルも漏れてる。

錆は深いようで、インナーは新品交換決定!

ブレーキは…

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うーん。

ピストンもホースも交換!

スライドピンも結構錆びてたので交換~

というか、キャリパー以外全部交換で!

この際マスターシリンダーも交換。

ブレーキフルードは濁った色でした。

リアブレーキはフロント程ではなかったけど、同じメニューで交換。

 

本日交換部品の注文をしてきましたが、フォークのインナー高いのね…

1本18,000円ほどでした。

全部で9万ちょいの注文になりましたが、夜になって電話が鳴り

「ホース一式廃盤でした」とのコト。

社外品をチョイス。

受注生産を選んだため納期回答待ち。

 

オーバーホールは5月24日と25日の2日間の予定のため間に合うかが重要。

いかんせん…鹿児島に住んでますが、バイク本体は宮崎にありますゆえ。

 

なぜキャリパーを取り外しているかというと…

この状態から清掃を含めて2日間でO/Hは厳しいと判断。

取り外し可能なブレーキ関係だけ鹿児島に持って帰ってきました!

 

コレ大正解。

 

外れないネジ類がいまして。

六角の穴も舐めたり…

全部交換することにしたわけで、なおかつ安全性に関わるところなので妥協はイヤ。

 

どうしようかなーと悩んでいると、会社にこんなものが!

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これで

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こうして

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適当にくっつけて・・・まわすと・・・

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パキン!かなり頑固です。

でも・・・溶接で盛ってしまえば・・・

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違う部品ですが、こいつも固い。

盛り盛りして、会社にあったこんなやつで掴んで回すと…

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外れましたー!

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ネジ山にグリス?のようなモノが入って固まっていたようです。

再利用はできませんが、ネジ山を掃除したところスムーズに回るようになりました。

 

これ、O/H当日にやってたら絶対妥協してしまうレベル。

 

マスターシリンダーの方は後日です…

しかし錆が浮いて見栄えが悪いので、塗装剥がしてシルバー再塗装の予定。

 

一発目の記事にいろいろ詰め込んでながーくなりましたが、こんなカンジでやっていきます!

 

残っているメニュー、優先順で。

・フロントフォークO/H

・ブレーキO/H

・冷却ラインのフラッシング?洗浄。

ここまで済めば、一応走れる。

 

・錆まくりチェーン交換(スプロケ確認含む)

・シート張替え

・ボロっボロになったタンクの再塗装。

 内部の軽い錆は「花さかじーさん」に頑張ってもらいました。

・カウル補修

・ホイール塗装

・フロントフォーク塗装…?

・その他気になる部分の塗装

ここまで済めばそれなりのバイクになるのかな…

 

エンジンオイルはキャブ組み付け時に交換、フラッシング済み。

こんな色のオイルが出てきましたよ…しかも量がやけに多かった。

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最後に…

実は、ずっと前から2ダボの整備ブログを覗いてました。

何でも自分でやっちゃう憧れの整備士がいるんです。

エンジンまでバラしちゃったり、なめたネジを回したり。

順調に進んでいる所で必ずといっていいほど難関に直面し、乗り越える。

 

憧れです。

 

目標に頑張らせて頂きます!

 

でわ!